そうめんを食べる女性

8月に入り、暑い日が続いていますが、食欲が落ちてしまいがちな暑い日に食べたいものと言えばそうめん(素麺)ではないでしょうか。簡単に作れるため夏の定番のメニューですね。

しかし、そうめんだけを食べ続けていると、栄養バランスが偏って、ビタミンやミネラルが不足し夏バテの原因になってしまいます。

そこでこのページでは、そうめんを栄養バランス良く食べるポイントと、栄養満点のおいしいアレンジレシピを紹介します。

簡単にできますのでぜひ最後までお読みください。

そうめんはおかずと一緒に食べよう!

手軽さからついついそうめんだけで済ませがちですが、そうめんはご飯やパンと同じ「主食」にあたります。そこで、栄養バランスの偏りを防ぐためにも、ご飯と同じようにおかずと一緒に食べるようにしましょう。

肉や魚などの主菜と野菜中心の副菜があればバランス良くなりますが、何品も作るのは手間がかかります。

そんな時は彩り豊かな野菜炒めはいかがでしょうか。一品でたんぱく源になる肉と、ビタミン・ミネラルが豊富に含まれる野菜が摂れておすすめです。

また、そうめんにかかせない薬味には、おいしいだけではなく、不足している栄養素を補うという大切な役割があります。

例えば大葉には爽やかな香りで食欲が増進されるうえに、ビタミンA、ビタミンC、カルシウムなどが豊富に含まれます。

さらに、鮮やかなミニトマトをプラスすれば、彩りが良くなるうえ、美肌効果のあるリコピンも摂ることができます。そうめんを食べる時はおかずや薬味を忘れずにプラスしてください。

ひと手間で飽きない!おいしいアレンジレシピ

おかずを組み合わせてバランス良くするのもおすすめですが「いつもの味付けに飽きてしまった・・・」という方もいるのではないでしょうか。

そんな方はひと手間加えた、アレンジレシピはいかがでしょうか。ひと皿でたっぷり栄養が摂れて、暑さで食欲が落ちている方にもおすすめですので、ぜひお試しください。

アボカドをプラスしてビタミン補給!

実はアボカドは「世界一栄養価が高い果実」と言われており、夏バテに効果的なビタミンB群や、美肌効果のあるビタミンEなど、夏にぴったりの栄養素が豊富に含まれています。

〈おすすめレシピ〉
アボカド半分を食べやすい大きさに切ります。梅干し1個とマヨネーズ大さじ3杯、粉チーズ大さじ1杯を加えて混ぜましょう。めんつゆをかけたそうめんの上に盛り付けて完成です!

アボカドで栄養が摂れるだけでなく、梅干しの酸味で食欲増進も期待できます。

ツナ缶でボリュームアップ!

ツナ缶にはたんぱく質はもちろんカルシウムの吸収を助けるビタミンDやビタミンKが豊富に含まれています。

実はカルシウムは汗と一緒に失われるため、汗をかきやすい夏にこそ不足しがちなのです。カルシウム豊富な大葉と組み合わせて食べるのもいいですね。

〈おすすめレシピ〉
油をしっかり切ったツナと、薄切りにした玉ねぎ、小さめにちぎったレタスをめんつゆをかけたそうめんの上に盛り付けましょう。お好みでマヨネーズをかけてもおいしいですよ。

ちょい足しやひと手間加えるだけでぐっと栄養バランスが良くなります。

アレンジそうめんでおいしく夏バテ予防をして、元気に過ごしましょう!