暑さが和らぎ過ごしやすくなってきました。様々な食材が旬を迎える実りの秋が近づいてきました。
秋の味覚といえばきのこではないでしょうか。
きのこは「カロリーは低いけど栄養が少ない」というイメージを持っていませんか?
実はそのイメージは間違いです。きのこは低カロリーかつ身体に嬉しい栄養がたくさん含まれる食材です。さらに、保存方法次第で栄養をアップさせることも出来ます!
このページでは、知られざるきのこの魅力と今すぐ実践したくなる驚きの保存方法を紹介します。
きのこに含まれる貴重なビタミンとは
あまり知られていませんが実はきのこにはビタミンが、豊富に含まれています。
中でも【ビタミンD】は、きのこや魚といった限られた食材にしか含まれない貴重なビタミンです!
ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨を丈夫にします。カルシウムは乳製品に多く含まれますので、グラタンやシチューにきのこを入れるとカルシウムを効率よく摂ることができておすすめです。
また、【ビタミンB群】も豊富に含まれ、中でもビタミンB2はなんと野菜類の約5倍です。ビタミンB群は糖質や脂質をエネルギーに変える働きがあるため、疲れやだるさを防ぐ効果があります。
秋は朝晩の寒暖差が大きくなるため疲れがたまりがちです。そこで、きのこを食べてビタミンB群を補給し、秋特有の疲れを予防しましょう。
ちなみに、ビタミンB群は水に溶けやすいため、スープにして食べると余すことなくきのこの栄養が摂れておすすめです。
きのこは冷凍保存で栄養がアップ!
みなさん、普段きのこはどのように保存していますか?
スーパーでは常温で置かれていますし、家庭でも常温や冷蔵で保存することがほとんどです。
実は、きのこの栄養が最大に引き出される保存方法は冷凍することです。冷凍するときのこの内側にあった栄養素が溶けだし旨味や栄養が約3倍にもなります。
さらに、冷凍すると1か月程度日持ちするため、旬のきのこをたくさん買っても長期保存出来て安心です。
この秋はきのこは【冷凍】で保存しておきましょう。
ちなみに、きのこは水洗いをすると栄養が流れ出てしまうため、水洗いはせず、気になる汚れはキッチンペーパーでふき取りましょう。
なお、冷凍する前に石づきや軸を切り落としておけば、料理に使う時に便利です。
意外にも、きのこにはビタミンがたっぷり含まれています。さらに冷凍しておけば栄養アップかつ長持ちしますので、ぜひご家庭でお試し下さい。