独特の香りが、料理を引き立ててくれる薬味の王様といえば大葉です。
後味もさっぱりしているため、夏場は薬味として使用する方も多いのではないでしょうか。
そんな大葉ですが、「薬味に使う以外の使い道がなく余ってしまう…」と悩んではいませんか?
脇役のイメージが強い食材ですが、実は栄養価も高く、様々な料理に活用することが出来るのです。
そこでこのページでは、知られざる大葉の栄養と活用レシピをご紹介します。
栄養満点!大葉の栄養と効能とは
大葉は、免疫力を高める作用を持つ「β-カロテン」を豊富に含んでいます。その量は、野菜の中でもトップクラスです。
たった2枚で、1日の必要量のうち3分の1も摂ることができます。
また、鉄分やカルシウムなどの身体に必要なミネラルも、豊富かつバランス良く含まれています。
その他にも、大葉の香り成分には強い抗菌・防腐作用があり、これからの時期心配な食中毒の予防にも一役買います。
刺身の下に大葉が敷かれていたり、薬味に使用されているのはこのためだったのですね!
使い道に困っている方必見!アレンジメニュー!
栄養満点の大葉ですが、薬味として食べると少しの量しか取り入れられないです、一度にたっぷり使えるオススメレシピをご紹介します。
鶏肉のしそ巻き
大葉に含まれるβ-カロテンは、油と一緒に摂ると吸収しやすくなるため、肉や魚などの脂質を多く含む食品と組み合わせて食べると最強です。
作り方も簡単です。
豚バラ肉と共に大葉を巻き、フライパンで焼くだけです!
ポン酢で味付けをすることで、さっぱりとした味わいになるため、食欲が落ちがちな夏にもぴったりなメニューといえます。
大葉のジェノベーゼソース
大葉が大量に余ってしまったら、色んな料理に活用できるソースにするのはいかがでしょうか。
一般的にジェノベーゼソースはバジルを使って作られていますが、大葉でも美味しいジェノベーゼソースが作れるのです。
その作り方も簡単です。
軸を切った大葉を、オリーブオイル、ニンニク、ナッツと共にミキサーにかけるだけです。材料が混ざりにくい時は大葉を数回に分けて加えましょう。
パスタはもちろん、サラダや炒め物にも使えます。調理の時短にも繋がり、普段の食事にもオススメです。
ちなみに、大葉のジェノベーゼソースは和テイストなため、タコと合わせて和風マリネ風にしてもおいしくいただけます。
チャーハンのアクセントにソースを加えても絶品です。
薬味以外にもメイン食材として大葉を活用し、アレンジレシピを楽しんでみてはいかがでしょうか。